「真野鶴」醸造元・尾畑酒造は、明治25年(1892年)に初代・尾畑与三作(よそさく)が真野村新町(現・佐渡市真野新町)の地に江戸時代より続く山本家の銘醸蔵を譲り受け創業しました。以来、酒造りの三大要素といわれる「米」「水」「人」に、それらを育む「佐渡」を加えた「四宝和醸」(しほうわじょう)を掲げ、佐渡の自然と文化を活かした酒造りに専心し、平成24年(2012年)に2回目の還暦となる120周年を迎えます。
日本酒は土地が育むものです。それは単に「米」や「水」のことだけでなく、その地の気候風土や食、さらには伝統文化などにも大きく影響され成熟されていくのです。「真野鶴」は佐渡で生まれ、佐渡に育てられてきました。
平成23年6月11日に佐渡は「生き物を育む農法」への取り組みにより、日本で初めて世界農業遺産(GIAHS)に認定されました。当社でも既に佐渡市の≪朱鷺と暮らす郷認証米≫制度に則って環境に優しく、減農薬・減化学肥料による酒米の契約栽培は行ってきております。今後ますます佐渡の自然環境、そして醸造地としての環境を考慮してこうした活動に力を注いでいきます。
「真野鶴」は佐渡とともに新たな60年を歩み始めます。 島民の方々はもちろんですが、日本の、さらには世界の方々にご愛飲いただくことにより、佐渡の素晴らしさを少しでも伝えていきたいと願っています。そして、佐渡の宝を和して醸した酒が、皆様の和みを醸すことができれば幸いです。
平成23年8月吉日
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